YouTuberは、動画制作や編集、配信など、さまざまな活動にお金がかかります。
そのため、経費を計上して節税することは、多くのYouTuberにとって重要なポイントです。
しかし、経費と認められるものは、法律で定められた範囲内です。
そのため、中には「ずるい」と思われるような経費計上方法もあるようです。
この記事では、
・YouTuberの経費計上はずるい?
・YouTuber は何を買っても経費になる?
等について書いていきます。
目次
Youtuberの経費はずるい?
Youtuberの経費計上が「ずるい」と言われる背景には、ビジネスとプライベートの境界が曖昧なケースが多いからです。
しかし、法的な基準を理解し適切に管理することが重要です。
YouTuberの経費についてネット民の声を拾ってみました。
あー、うんこちゃんが雑談で言ってたYouTuberが今後税務署に目つけられるって言ってたの、開封動画撮るからってオリパとか経費で落としてるけど、実際は同価値のカードに替えてるだけだからダメって話か。ずるいよなー確かに。個人的にも気になってたから言ってくれてちょっとスッキリしたわ。
— じゅりまつ (@julimatsu4161) April 18, 2023
YouTuberの福袋〇万円が経費で落ちるのってずるいよね
— せとな* (@setona_egst) January 6, 2022
宝クジ爆買い動画、馬券爆買い動画、UFOキャッチャー実戦&獲得景品転売youtuber、等
引っ越しましたとか、おすすめプロテイン紹介とか、腕時計買ったとか、車買ったとか、日常の出費をたった1回動画に登場させるだけで経費計上はずるいよな(羨ましい)
とにかくyoutuberの確定申告書類を見てみたい
— ねすぼ (@Ne55b0y65) January 23, 2019
ずるいという気持ちが強いので国税はyoutuberの経費に対して厳しくなるべき
— 生き生きSRE (@soiya_ikiiki) January 26, 2020
なんでYoutuberって家バレしたくないのに車買ったら動画上げるんだろうって思ったら動画に使えば経費になるのか・・・しかもその後は乗り放題とかずるい!ワイにも買って!
— 雪村 (@0129_anzu) November 25, 2020
やはり、Youtuberの経費に関して「ずるい」と感じている人は多いようですね。
YouTuberは何を買っても経費になるの?
YouTuberが経費として認められるもの
YouTuberとして活動する上で、経費として認められる項目を理解することは非常に重要です。
YouTuberとして認められる経費は、動画制作に直接関連するものに限られます。
個人的な支出は経費に含まれないため、正確な区分が必要です。
適切な経費の把握は、税務上の利益だけでなく、ビジネスの効率化にも寄与します。
ここでは、YouTuberが経費として計上できる主な項目を探ります。
1. 動画制作・編集費用
動画制作や編集にかかる費用は、YouTuberの基本的な経費です。
これには、撮影に必要な機材や編集ソフトウェアの使用料、さらにはセットのデザインや小道具の購入費用などが含まれます。
これらは、動画の質を高め、視聴者に魅力的なコンテンツを提供するために不可欠です。
2. 機材・ソフトウェア購入費
高品質な動画を制作するためには、適切な機材とソフトウェアが必要です。
カメラ、マイク、照明機材、編集ソフトウェアなどの購入費は、経費として計上できます。
これらの投資は、プロフェッショナルな動画制作に直結し、チャンネルの成長を促進します。
3. 交通費・宿泊費
ロケーション撮影やイベント参加のための交通費や宿泊費も、経費として認められます。
これらの費用は、動画の多様性を高め、新しい視聴者層を引き付けるために重要です。
4. 外注費
動画編集やグラフィックデザインなど、専門的なスキルが必要な作業を外部のプロフェッショナルに依頼する場合の費用も経費に含まれます。
これにより、より高品質なコンテンツを効率的に制作することが可能になります。
5. 広告費
チャンネルのプロモーションや動画の広告にかかる費用も、経費として計上できます。
これには、ソーシャルメディア広告やGoogle AdWordsなどが含まれ、チャンネルの露出を増やし、新しい視聴者を獲得するのに役立ちます。
YouTuberとしての経費管理は、ただコストを抑えることだけではなく、賢い投資としての側面も持ち合わせています。
これらの経費を適切に管理し、効果的に活用することで、チャンネルの成長と収益性を高めることができます。
YouTuberが経費として認められないもの
YouTuberとしての経費管理は、収益性と法的な側面の両方を考慮する必要があります。
経費として認められるものがある一方で、認められない項目も存在します。
ここでは、YouTuberが経費として計上できない主な項目について詳しく見ていきましょう。
1. 私的な生活費
個人的な生活費は、経費として認められません。
これには家賃、食費、個人的な衣類購入費などが含まれます。
これらの費用は、ビジネス活動と直接関連しないため、経費としての計上は適切ではありません。
2. 娯楽費
映画鑑賞やレジャー活動などの娯楽費も、経費としては認められません。
これらは個人的な楽しみに分類され、ビジネス活動とは別のものと見なされます。
ただし、これらの活動が動画の内容と直接関連している場合は、例外的に経費として認められることもあります。
3. 個人的な交際費
ビジネス関連の接待や飲食にかかる費用は、一部の条件下では経費として認められますが、個人的な交際費は認められません。
これには友人や家族との食事やパーティーの費用が含まれます。
YouTuberとしての経費管理は、正確な知識と適切な判断が求められます。
経費として認められるものと認められないものを正しく理解し、法的な問題や税務上の誤りを避けることが重要です。
適切な経費管理により、YouTuberとしてのビジネスを健全に成長させることができます。
YouTuberは経費をずるく使って税金を逃れる?
YouTuberとしての経費管理は、しばしば議論の的となります。
経費を不正に使用して税金を逃れる行為は、法的なリスクだけでなく、社会的信用の喪失にもつながります。
透明性と正直さが、長期的な成功の鍵です。
特に、経費を「ずるく」使って税金を逃れるべきかどうかは、重要な問題です。
私の見解は明確です。
YouTuberは経費を不正に使って税金を逃れるべきではありません。
税務署の厳しい目
経費の計上は、税務署の最終判断に委ねられています。
不適切な経費計上は、税務調査で容易に発見される可能性があります。
これが発覚した場合、追徴課税や罰則を受けるリスクが高まります。
これは、単に金銭的な損失に留まらず、法的な問題に発展する可能性もあります。
社会的信用の喪失
税金を逃れるための不正な経費計上は、社会的にも「ずるい」と見なされがちです。
これにより、YouTuberとしての信頼性や評判が損なわれる可能性があります。
視聴者やフォロワーは、倫理的で透明な行動を期待しています。
不正行為は、その信頼関係を破壊し、長期的なキャリアに悪影響を及ぼすかもしれません。
結論として、YouTuberとしての経費管理は、法的な規範を守り、社会的な信用を維持することが重要です。
税務上のルールを遵守し、透明性を保つことで、長期的な成功と信頼を築くことができます。
YouTuberが経費を計上する際に注意すべきこと
YouTuberは、動画制作や編集、配信など、さまざまな活動にお金がかかります。
そのため、経費を計上して節税することは、多くのYouTuberにとって重要なポイントです。
しかし、もし、あなたがYouTuberを目指すなら、経費を計上する際には、以下の点に注意が必要です。
領収書やレシートなどの証拠を残しておく
経費を計上する際には、領収書やレシートなどの証拠を残しておくことが大切です。
領収書やレシートには、日付、金額、取引先などの情報が記載されており、経費として認められるかどうかを判断する際に必要となります。
領収書やレシートをなくしてしまうと、経費として認められないというトラブルにつながる可能性があります。
そのため、領収書やレシートはすぐに保管しておきましょう。
経費と認められる範囲内で計上する
経費として認められるものは、法律で定められた範囲内です。
事業に直接使用されていない費用や、私的な生活費は、経費として認められません。
経費と認められる範囲内で計上しないと、税務署の調査で指摘されるリスクが高くなります。
そのため、経費を計上する際には、必ず経費として認められる範囲内で計上しましょう。
税務署の調査に備える
税務署は、納税者の申告内容を調査する権限を持っています。
YouTuberが経費を不正に計上していると認められた場合、税務署の調査で指摘される可能性があります。
税務署の調査で指摘された場合、追徴課税や罰則などの処分を受ける可能性があります。
そのため、税務署の調査に備えて、経費の記録を整理しておきましょう。
まとめ
この記事では、
・YouTuberの経費計上はずるい?
・YouTuber は何を買っても経費になる?
等について書いてきました。
YouTuberは、経費を計上して節税することは重要です。
しかし、経費と認められる範囲内で計上し、税務署の調査に備えることが大切です。
また、経費をずるく使って税金を逃れる行為は、税務署の調査で指摘される可能性があるだけでなく、社会的信用を失う可能性もあります。
私は、YouTuberは経費をずるく使って税金を逃れるべきではないと考えています。
最後までお読み頂きありがとうございました。