もこもこペンが懐かしい!モコリンペンの歴史と現在の入手方法!

 

「もこもこペン」って聞いただけで、なんだかムズムズと懐かしい気持ちがこみ上げてきませんか?

 

あの独特のぷっくりとした質感、ドライヤーをあてた瞬間に文字や絵がみるみる膨らんでいく、あの光景…。

 

たった一言「もこもこペン」という響きだけで、小学生のころの放課後の机の前を鮮明に思い出せてしまう——そんな方、ぜったいに多いはずなんです。

 

このブログでは、昭和の終わりから平成のはじめにかけて子供たちを夢中にさせた「もこもこペン(正式名称:モコリンペン)」について、

 

その誕生の背景から当時の使い方あるある、さらに現在の入手事情や令和バージョンの楽しみ方まで、たっぷりとお届けします。

 

読んでいるうちにきっと「わかる!!」って思うはず。

 

もこもこペン(モコリンペン)とは?

↑当時のトミー モコリンペンのCMはこちら。

 

このCMを見て「あーーー!!」と叫んだ方、安心してください。

 

同年代がたくさんいます(笑)。

 

知らない方のために簡単に説明すると、「モコリンペン」というのは1988年に株式会社トミー(現・株式会社タカラトミー)から発売されたサインペン型の玩具です。

 

見た目は普通のカラーペンなんですが、その正体は普通じゃない。

 

このペンで紙や布に絵や文字を描いたあと、ドライヤーで熱風を当てると、インクがまるでスポンジのようにぷくっとモコモコと膨らんでくるという、当時の子供たちには衝撃的すぎる一品でした。

 

「えっ、それって刺繍みたいになるってこと?」と感じた方、まさにそのとおり。

 

商品の説明にも「ペン感覚でカラフルな刺繍メイクができる」とあったくらいで、熱を加えたあとのインクはぷっくりと立体的になり、本当に刺繍のような風合いが生まれたんです。

 

布に書いてドライヤーをかけると、まるで手芸作品みたいに仕上がるんですから、そりゃ子供たちが熱狂するわけです。

レオ君レオ君

えっ、ペンで描いたものがモコモコって膨らむの!?ドライヤーあてるだけで!?なんかもうそれって魔法じゃない!?

モー太モー太

そうなんだよ!しかもただのペンかと思いきや、布にも紙にも革にも書けちゃうっていう万能ぶり。当時の子供たちがこれを手に入れたときの興奮、わかる気がするよね。

使用されていたのは「発泡インク」と呼ばれる特殊なもので、熱を加えることで内部の成分が膨張し、あのモコモコとした立体感が生まれます。

 

いま思えばかなりハイテクな仕組みなんですが、当時の子供たちはそんなことお構いなし。

 

「なんか膨らんだ!すごい!!」という純粋な感動だけで使い倒していましたよね(笑)。

モコリンペンの仕様と商品ラインナップ

改めて当時の商品概要を整理してみましょう。

 

販売当初のラインナップはこんな感じでした。

商品 カラー 価格
3本セット(タイプA) 赤・青・白 750円
3本セット(タイプB) 緑・黄・黒 750円
6本セット 赤・青・白・緑・黄・黒 1500円

当時の物価を考えると、3本で750円、6本で1500円というのはなかなかの値段でした。

 

子供のお小遣いでポンと買えるものではなく、お誕生日プレゼントや「成績上がったらご褒美に」というような特別なアイテムだった記憶がある方も多いのではないでしょうか。

 

実際、CMでも1500円という価格が流れていたそうで「子供には結構高かったのね」という声はネット上にも多く見受けられます。

 

そしてこのペン、対応素材が意外と幅広かったのも特徴のひとつ。

 

布・紙・革の3種類に使えるということで、Tシャツや帆布のバッグに直接絵を描いてオリジナルグッズを作ることも可能でした。

 

「ギフトカードや年賀状にも使える」とカタログに書いてあったことからも、プレゼントやハンドメイド好きの子にはたまらない一品だったことがわかります。

 

ちなみに、当時Tシャツに使えるとは知らずに紙ばかりに書いていたという方も多かったようで——私もです(笑)。

懐かしの使い方あるある!

モコリンペンといえば、やっぱり「年賀状」への活用が真っ先に思い浮かぶ方が多いんじゃないでしょうか。

 

当時は「プリントごっこ」という家庭用の版画印刷キットも大流行していて、この2つを組み合わせていた強者も多かったようです。

 

具体的には、プリントごっこで下絵を量産したうえで、そこにモコリンペンで色を塗ってドライヤーで熱を加えると、半立体のかわいい年賀状が完成する、という当時最先端のハンドメイド技法です。

モー太モー太

プリントごっこ+モコリンペンのコンボ、完全に令和のハンドメイドクリエイターじゃないですか!昭和末期の小学生、センスが良すぎる(笑)。

レオ君レオ君

しかもそれを友達に送ってたわけでしょ?もうすでにSNS時代の「こだわりDIY」を先取りしてたよね!

当時のモコリンペン活用シーンをざっくりまとめると、こんな使い方が人気でした。

  • 年賀状・暑中見舞い:プリントごっこと組み合わせてオリジナルカードを作成
  • 自由帳や絵日記:文字や絵に立体感を出してデコレーション
  • Tシャツやポーチなど布製品:手描きのオリジナルグッズ作り
  • 友達へのメッセージカード:もこもこ文字でサプライズ演出

特に年賀状の活用は定番中の定番で、当時の雑誌や番組でも「モコリンペンを使った年賀状の作り方」が紹介されていたほど。

 

年末になるとドライヤー片手に机の前でふーふー一生懸命に作っていた、というのは多くの方に共通の記憶ではないかと思います。

 

うまく膨らまなくて「なんで!!」ってなったり、膨らみすぎて「ぎゃー」ってなったり、あのスリルもまた楽しかったんですよね(笑)。

 

もう一点、見逃せない豆知識として——モコリンペンは1987年末から1988年にかけて発売されたというデータと、1990年前後まで続いたという情報が混在しているのですが、

 

これはおそらく発売から販売継続期間にかけて複数のバージョンやキャンペーンがあったためと推測されます(タカラトミーへの取材で詳細な社内資料は非公開とのことなので確定はできませんが)。

 

昭和末期から平成初期にかけてしっかり子供たちの心をつかんでいたことは間違いないでしょう。

現在のモコリンペン:実は入手が難しくなっている!?

公式アカウントが自ら「懐かし紹介」として取り上げるほど、モコリンペンはタカラトミーにとっても記念碑的な商品だったということでしょうね。

 

ただ、「懐かしい!また使いたい!子供に体験させたい!」と思った方へ残念なお知らせがあります。

 

現在、タカラトミーではモコリンペンの販売をすでに終了しています。

 

webメディアの取材によると、タカラトミーに問い合わせた際「取り扱いは終了、当時の詳細を知る社員もいない」という回答だったそうです。

 

時代の流れとはいえ、なんとも寂しいですよね。

 

その後継品として長らく存在していたのが、株式会社マービーの「ふくらむえのぐ」という商品でした。

 

布・木・紙に描け、ヒートツールやアイロン、ドライヤーの熱でモコモコ膨らむ仕組みはモコリンペンとほぼ同じ。

 

「これこれ!これがあれば大丈夫!」と思いたいところですが……こちらもすでに廃番となっており、現在は残っている在庫分のみという状況です。

レオ君レオ君

えっ、後継品まで廃番になってるの!?それは切ない……。需要あると思うんだけどなぁ。

モー太モー太

本当にね。でもメルカリやヤフオクでは今でも出品されていて、懐かしさに火がついた人たちが結構な数で探してるみたいだよ。

では今どこで手に入るかというと、選択肢はいくつかあります。

① フリマアプリ・オークションサイト
メルカリでは現在も「もこもこペン」「ふくらむペン」などのキーワードで出品が確認できます。「ドライヤーでもこもことふくらむペン6色セット」として出品されているものもあり、昔使っていたものを手放す方からの出品が少なくありません。ただし状態や在庫は変動するのでこまめにチェックが必要です。

② 手作りで再現する
なんと現代では、シェービングフォームとボンドと着色料という3つの材料だけで、あのもこもこ感を”手作り”できてしまうというライフハックが話題になっています。詳しくは後のセクションでご紹介します。

③ 発泡インク商品を活用する
もこもこ印刷に使える「発泡インク」はシルクスクリーン印刷用に今でも流通しており、一部のクラフト系ショップや印刷材料店で購入可能です。ただし家庭用の「ペン型」とは違い、やや本格的な使い方が必要になります。

タカラトミーの公式Xアカウントも過去に懐かしのモコリンペンについて投稿しており、根強いファンの多さがうかがえます。

手作りもこもこペンが令和でも話題!

ここ数年、SNSやブログで「もこもこペンを手作りして子供と遊んだよ!」という投稿が相次いでいます。

 

実はあのもこもこ感、意外と身近な材料で再現できてしまうんです。

 

しかも子供がいるご家庭なら、ほぼ家にある材料だけで作れちゃうのがポイント高い!

必要な材料(全部で700〜800円ほど)

  • シェービングフォーム(ムースタイプのもの)
  • ボンド(液体のりでもOK)
  • 着色料(食紅や絵の具など数滴でOK)

作り方(たったの3ステップ!)

  1. シェービングフォームとボンドをだいたい同量になるように容器に入れる
  2. 着色料を1〜2滴入れる
  3. よく混ぜたら完成!

めちゃくちゃ簡単ですよね。

 

混ぜる割合はそこまでシビアでなくても大丈夫で、少しくらいアバウトでも問題なく完成するそうです(インスタで投稿した方の体験談より)。

モー太モー太

え、シェービングフォームとボンドで作れちゃうの?それって完全に再現できてるの?

レオ君レオ君

質感はちょっと違うかもしれないけど、「書いたらもこもこになる」という体験はかなり近いらしいよ!子供にとってはサプライズになるし、翌朝に膨らんでる様子を見た時の喜び方がすごいって!

注意点として、シェービングフォームを使っているので肌の弱いお子さんや小さな子には注意が必要です。

 

また、見た目が美味しそうなクリーム状になるので、小さな子の誤飲には十分気をつけてください。

 

書いてから24時間程度でしっかり膨らむので、前日の夜に描いて翌朝サプライズ、なんていう使い方もオススメですよ。

 

これは昭和末期の「本物」とは当然仕組みが違うものですが、それでも「書いた絵が翌日にはもこもこになっている!」という体験の驚きと喜びは、かなり近いものが得られると評判です。

 

子供に「ちょっと不思議なお絵描き」として体験させてあげたい親御さんにもぴったりですね。

「ポップコーンペン」や後継商品たち

モコリンペンそのものは入手が難しい状況ではありますが、「熱でもこもこ膨らむ」というコンセプト自体は現代にも脈々と受け継がれています。

 

最近メルカリでも話題になっているのが「ポップコーンペン(6パック)」というもので、こちらも熱を加えるとインクが膨らむ仕組みで販売されています。名前がすでに愛らしい(笑)。

 

また、少し毛色は違いますが、シャイン社の「あわモコ3Dペン」も”もこもこ感”を現代に蘇らせた一品として注目を集めました。

 

こちらは市販のハンドソープ液を使って、泡の文字やイラスト・3Dアートを楽しむというもの。

 

泡なので時間が経つと消えてしまうという儚さはありますが、「立体的な何かを作り出す」というモコリンペンのDNAはしっかり受け継がれています。

 

さらに、マービーの「フロッキー」という商品は、描いた後に熱を加えるとふわふわした質感のインクに変化するマーカーで、こちらは現在も一部で流通しているようです。

 

「ふくらむえのぐ」の廃番後、こちらが近い体験ができる選択肢として注目されています。

 

いずれも「原作」のモコリンペンとは違いますが、あのもこもこを現代で体験したい!という気持ちに応えようとしている商品たちがしっかり存在するということ。

 

それだけ「熱でぷっくり膨らむ」という体験が普遍的な魅力を持っているということの証明でもありますよね。

平成レトロブームの中でモコリンペンが再注目される理由

近年、「平成レトロ」というキーワードがトレンドになっているのはご存知の方も多いと思います。

 

ミルキーペン(ぺんてる)、香りつきペン(プチコロンなど)、デザイン消しゴム、多機能ペンケース……

 

そういった昭和末期〜平成初期の文房具が若い世代にも「かわいい」「気になる」と再発見されているんです。

 

この流れの中で、モコリンペンもSNSで頻繁に話題に上がっています。

 

TikTokでは「レトロ文房具モコリンペンの懐かしい使い方!」という動画が拡散し、昭和60年代生まれの方たちのコメント欄は「懐かしすぎて泣いた」「実家のどこかにある気がする」「約30年くらい前に流行ったよね」などで溢れかえっていました。

 

レオ君レオ君

「懐かしい」っていうのは、どの時代に生まれても共通の感情なんだね。それが今の若い世代にとっての「昭和レトロ・平成レトロ」という形でブームになってるのか。

モー太モー太

そうそう!しかも実際に体験した世代と、「見たことはないけどなんかかわいい」世代が一緒に盛り上がれるのが平成レトロブームの面白いところなんだよね。世代を超えた共感って最強だと思う。

実際、文房具店のSNSや懐かし文具を取り上げるメディアでも「モコリンペン(もこもこペン)」という言葉は定期的に登場します。

 

奈良のファンシー文具店「coto mono」の店主さんも、「子供のころ新しい文房具を買ってもらうと友達に自慢したくて学校に行くのが楽しみになった」という言葉を残されていましたが、まさにモコリンペンはそういう「特別な宝物文房具」のひとつだったんですよね。

 

ノスタルジーというのは不思議なもので、「あの頃」を思い出すと同時に「あの頃の自分」も一緒によみがえってきます。

 

ドライヤーを持ってわくわくしながらインクが膨らむのを待っていたあの子は、今も心のどこかにいる——そんな感覚が、多くの人をモコリンペンへの検索に駆り立てているのかもしれません。

もこもこペンを知らない世代への紹介のしかた

「子供にもこもこペンを体験させたい」「若い友人にあの感動を伝えたい」という方も多いと思います。

 

実際に見せながら伝えるのが一番ですが、入手が難しい今、前述の手作りレシピを活用するのがベストです。

 

それに加えて、一つのオススメの伝え方を紹介しますね。

 

「普通に見えるクリーム状の絵の具で絵を描いておいて、翌朝に見せる」というサプライズ演出です。

 

夜に一緒に絵を描いて(この時点ではペタっとしています)、「明日の朝に見てみよう」と言ってから寝て、翌朝にはもこもこに膨らんでいる——

 

この「一晩で変化する」という体験が、子供にとっては本当に魔法のように映るそうです。

 

その驚きと感動は、昭和の子供たちがドライヤーをあてながら感じたものと、きっと根っこは同じはずです。

まとめ

この記事を通じて少しでもあの頃の気持ちがよみがえってくれたなら、筆者としてこれほど嬉しいことはありません。

 

改めてモコリンペン(もこもこペン)の総まとめをするとこんな感じです。

  • 誕生:1988年、株式会社トミー(現・タカラトミー)が発売
  • 仕組み:発泡インクを使用、ドライヤーの熱でモコモコ膨らむ
  • 使える素材:布・紙・革
  • 当時の用途:年賀状・Tシャツ・お手紙デコなど
  • 現在の状況:オリジナルもふくらむえのぐも廃番。メルカリ等で入手可能
  • 令和での楽しみ方:シェービングフォーム+ボンドで手作り再現、ポップコーンペンなど後継商品も

「手に入らないならば、作ってしまえ」という精神でいえば、シェービングフォームとボンドさえあれば今日すぐにでも「もこもこ体験」を再現できます。

 

それを子供と一緒に楽しみながら、「昔こういうペンがあってね」と話してあげるのも、素敵な時間になるんじゃないかな、と思います。

 

文房具ひとつに、これだけの思い出と感情が詰まっているってすごいことですよね。

 

モコリンペンはもう新品では手に入らないけれど、それを覚えている人たちの心の中には、ちゃんとぷっくりと膨らんだまま残り続けています。

モー太モー太

モコリンペン、改めて調べてみるとホントにすごい商品だったんだね。あの時代の発想力ってすごいと思う。

レオ君レオ君

うん、令和の今でもこれだけ話題になるんだから、本当に愛されてる文具だよね!シェービングフォームで作ってみます!!

もしこの記事を読んで「実家にモコリンペン、あるかも!?」と思った方は、ぜひ探してみてください。

 

もしくは、記憶の中にある「あのもこもこ感」を手作りで再現して、もう一度あの頃のワクワクを楽しんでみませんか。

 

あなたの心の中の小学生が、きっとめちゃくちゃ喜ぶはずですよ。