FXの勉強方法5ステップ！初心者が最短で稼ぐための完全ガイド！

「給料が安いので副収入が欲しいけど、株や不動産は元手が掛かり過ぎて無理だな…」

「動画編集やライターはスキルの習得に時間がかかるし難しそうだな…」

「FXなら簡単に稼げそうだし、大儲けできるかもな」

今、あなたはこのように考えていませんか？

FXには損失を抑え、利益を最大にするための正しい勉強方法が存在します。

この記事では

• FXの勉強方法5ステップ
• FX初心者が抑えるべき基礎知識
• FXの勉強に必要な時間の目安
• FXの勉強に役立つサイト

について解説します。

FXの勉強方法5ステップ

FXの勉強方法は以下の5つのステップです。

• 【ステップ1】基礎知識の習得
• 【ステップ2】デモトレードの実践
• 【ステップ3】少額からリアルトレードに挑戦
• 【ステップ4】取引を振り返る
• 【ステップ5】日常的な情報収集

それぞれ詳しく解説します。

【ステップ1】基礎知識の習得

FXとは？

FXとはForeign Exchange（外国為替）の略で、一般的には外国為替保証金取引（「外国為替証拠金取引」と同義）を指しています。

ある通貨を別の通貨と交換すること、基本的には海外旅行のときに行う外貨両替と同じ取引で利益を出す金融商品のことです。

また、FXには多くの通貨ペアが存在します。

「米ドル/円」のようにふたつの通貨を“/”で区切り、左側に取引の基準となる通貨（基軸通貨）、右側に取引の際に決済を行う通貨（決済通貨）を示します。

例えば「米ドル/円」の場合は、「1米ドルを何円で交換できるか」を意味します。

代表的な通貨ペアは以下になります。

 

 

【FX取引の具体例】

・米ドル/円＝150円の時に1万通貨(1万ドル、150万円分)を買う

⇒その後、米ドル/円＝151円になった時に売る

⇒この取引の利益計算：(151円 – 150円) × 1万通貨 = 1万円

⇒この取引での利益は1万円

 

FXで安定した利益を上げるためには、正確な知識に基づいた取引が不可欠です。

感覚や直感だけに頼った取引を続けると、根拠のない勝ち負けを繰り返すことになります。

たとえ勝ったとしても、それは偶然にすぎません。

プロスペクト理論の理解

もともと上か下か二者択一のFX取引は、二分の一の確率で勝てるはずです。

仮に適当に売買しても、勝ち負け同数でプラスマイナスゼロで終わるはずです。

にも関わらず、どうして多くの人はマイナスの結果で終わってしまうのか？

そこには、プロスペクト理論といわれる心理傾向が大きくかかわっています。

プロスペクト理論とは、人は意思決定を行う際に、利益を得ることよりも損失を避けることを優先する心理傾向があるという理論です。

利益を得る場面ではリスクを避ける傾向がある一方、損失を回避する場面ではリスクを冒す傾向にあることが実証されています。

（参考：「Prospect Theory: An Analysis of Decision under Risk」）

 

この心理傾向が以下のようなFX取引における「利小損大」の結果を生む原因となります。

・利小：利益確定が早すぎる。利益が出ているポジション（保有中の取引）を早めに決済し、目の前の確実な利益を得ようとする。その結果、利益が小さくなる。

・損大：損切りができない。損失が出ているポジション（保有中の取引）を保有し続け、損失が回復するという根拠のない期待をして損切りを遅らせる。その結果、損失が大きくなる。

 

「利小損大」ではなく「利大損小」を達成することがFXで利益を上げるためには重要です。

正確な知識に基づくリスクコントロール

プロスペクト理論を理解し、自身の心理的バイアスを認識することで、より冷静なFXトレードが可能になります。

感情に流されない取引を心がけることが、長期的な「利大損小」につながります。

【感情に流されないための具体的対策】

◎損切り・利確ラインを事前に決めておく

 感情に流されず、機械的に損切り・利確を行うために、事前に損切り・利確ラインを決めておくことが大切。

◎デモトレードで練習する

 各証券会社が提供しているデモトレードで、ルールを守る練習を積み、感情に左右されないトレード経験を積む。

◎損失を受け入れる練習をする

 デモトレードを活用し、損失を「失敗」ではなく「将来の利益のための投資」と捉え、感情を揺さぶることなく淡々と損切りする感覚を身につける。

◎トレード記録の活用 

判断の根拠を記録し、定期的な振り返りで改善点を発見する。

FX初心者が抑えるべき基礎知識

FX初心者が抑えるべき基礎知識は以下の3つです。

• 基本的な用語（例：レバレッジ、スプレッド）
• 基本的な注文方法（例：成行注文、指値注文）
• 基本的な取引スタイル（例：スキャルピング、スイングトレード）

※詳細は次章「FX初心者が抑えるべき基礎知識」をご参照ください。

【ステップ2】デモトレードの実践

デモトレードは、実際の取引と全く同じ環境で取引の練習ができるツールです。

多くの証券会社が無料で提供しています。

その中でもFX初心者に特におすすめなのは、GMOクリック証券「FXネオ」です。

【GMOクリック証券「FXネオ」をおすすめする理由】

1.業界最狭水準のスプレッド

主要通貨ペア（例：米ドル/円）のスプレッドが0.2銭（原則固定）と、業界でも最狭水準です。

スプレッドとは証券会社が提示する、通貨を売る価格（売値）と買う価格（買値）の差額のことで、取引コストに直結します。

初心者が少額取引を行う際にもコストを抑えやすい点が大きなメリットです。

2.使いやすい取引ツール

取引ツールが非常にシンプルで直感的に操作できます。

FX初心者にとって、複雑な操作は大きなハードルになりがちですが、「FXネオ」のツールは、初心者でも迷うことなく取引を始められるように設計されています。

チャート画面も見やすく、必要な情報が整理されているため、FXの基本を学ぶ上でも非常に役立ちます。

3.本番環境に近いデモトレード

デモトレード環境が実際の取引環境とほぼ同じであるため、デモトレードで学んだことをそのまま本番取引に活かすことができます。

デモトレードから本番取引への移行がスムーズに行えるため、初心者でも安心して取引を始めることができます。

4.初心者向けのサポートが充実

初心者向けの学習コンテンツやサポート体制が整っています。

公式サイトでは、FXの基本や取引のコツを学べるコンテンツが提供されており、初めての人でも安心して取引を始められます。

5.総合的なバランスの良さ

GMOクリック証券は、取引ツール、デモトレード環境、スプレッド、サポート、どれをとってもFX初心者にとって必要な要素がバランス良く揃っています。

特定の機能に特化しているというよりは、初心者の必要とする機能を網羅的に備えている点が、特に初心者におすすめする理由です。

■GMOクリック証券「FXネオ」のデメリット

・スプレッドが最狭水準ではない場合がある

GMOクリック証券のスプレッドは、業界でも最狭水準ですが、マイナーな通貨ペアや取引量の少ない時間帯では、スプレッドが広がる場合があります。

・取引ツールがシンプルすぎるという意見も

初心者にとっては使いやすいシンプルな取引ツールですが、高度な分析やカスタマイズを求めるトレーダーにとっては、機能が物足りないと感じる場合があります。

GMOクリック証券「FXネオ」は、初心者にとって非常に使いやすいFX会社ですが、上記のようにデメリットがないわけではありません。

これらの点を理解した上で、自分のトレードスタイルや目的に合ったFX会社を選ぶことが重要です。

【デモトレードのメリットまとめ】

1.実際のトレードと同じ環境

さまざまな手法や戦略を実際のトレードと同じ環境で試せる

2.リスクゼロ

仮想資金を用いるため、もし取引で損失を出しても自分のお金が減る心配はない

3.プラットフォームに慣れる

FX会社が提供している取引画面の仕様や各種ツールに慣れることができる

【ステップ3】少額からリアルトレードに挑戦

デモトレードである程度練習を積んだら、次はいよいよリアルトレードに挑戦します。

最初は少額で取引し、徐々に取引量を増やしていくのが大切です。

間違っても、失ったら困るような生活費をいきなりFX資金に当てないようにしましょう。

なぜなら、デモトレードではできたことが、リアルトレードではできなくなる場合があるからです。

現実に身銭を失うという恐怖や焦り怒りなどの、デモトレードの時には感じなかった感情が湧いてきます。

最初は失っても許容できる範囲の小額資金からスタートし、感情に流されずに取引する練習を積みながら、口座資金が増えたら徐々に取引量を増やしていくようにしましょう。

【ステップ4】取引を振り返る

トレード後に、うまくいかなかった原因や成功の要因を分析するのも大切です。

損失が出たケースでは、何が失敗を招いたのかを分析します。

例：損切りラインを感情的に変更してしまった。

利益を上げたケースでは、どのポイントがうまく作用したのかを分析します。

例：トレンドの転換点を正確に捉えることができた。

ポジションを建てた理由や決済した理由、その時の感情をメモしておき、取引の記録を残すことが重要です。

そうすることで同じパターンでの失敗を繰り返さないようにします。

自分の得意な面や改善すべき点を明確にして、次のトレードに生かすことが大切です。 

【ステップ5】日常的な情報収集

FX取引において毎日の情報収集は不可欠です。

為替レートに影響を与える重要な経済指標を毎日確認しましょう。

【重要な経済指標の例】

• 雇用統計（米国の非農業部門雇用者数）
• GDP（国内総生産）
• CPI（消費者物価指数）

（参考：みんなのFX「経済指標カレンダー」）

為替レートに影響を与えるニュースも毎日確認しましょう。

【重要なニュースの例】

• 中央銀行総裁の発言
• FOMC（米連邦公開市場委員会）の議事録
• 日銀の金融政策決定会合

（参考：外為どっとコム「FXニュース一覧」）

日々情報を収集し、市場の変動要因やトレンドを常に把握するように心がけてください。

FX初心者が抑えるべき基礎知識

FXの専門用語

◎ポジション

通貨を売買して保有している状態のこと。

・買いポジション：通貨を買って保有している状態（値上がりを期待）

・売りポジション：通貨を売って保有している状態（値下がりを期待）

（FXは値下がりを期待して、いきなり売りから入ることができる）

【買いポジションの例】

米ドル/円の為替レートが1ドル＝150円のとき

⇒米ドル/円を1万通貨(150万円分)買う

⇒米ドル/円、1万通貨(150万円分)の「買いポジション」を持っていることになります。

 

◎スプレッド

証券会社が提示する、通貨を売る価格（売値）と買う価格（買値）の差額のこと。

（売値のことを「Bid」、買値のことを「Ask」とも表します。）

各証券会社によりスプレッドは違います。

スプレッドの小さい方が取引コストを抑えることができます。

【スプレッドの例】

米ドル/円のレートが「Bid(売値):150.000円　Ask(買値):150.002円」と表示されている場合

⇒　スプレッドは「150.002 – 150.000 = 0.002」で0.002円となります。

 

◎スワップポイント

2国間の金利差に基づき、ポジションを翌日に持ち越す際に発生する金利差調整分のこと。

高金利通貨を売買して、数日間所有すると金利差分のスワップポイントを受け取れます。

例えば、高金利通貨として有名なトルコリラ/円のスワップポイント収入は、

1日約100円、1ヶ月約2,000円、1年約24,000円となります。

※1万通貨単位（1万トルコリラ、約4万円相当）の買いポジションを所有している場合

トルコリラ/円、1万通貨単位の買いポジションを所有しているだけで毎日スワップポイントを受け取れます。

ただし、トルコリラ/円そのものの値下がりリスクはありますので、その点は注意が必要です。

⇒　各国通貨のスワップポイントカレンダー 

 

◎レバレッジ

手元の証拠金を担保に、その何倍もの金額で取引を行う仕組みのこと。

日本国内のFX取引では、個人投資家は最大25倍のレバレッジを利用できます。

例えば、10万円の証拠金で最大250万円分の取引が可能となります。

少ない資金で大きな取引が可能となりますが、その分リスクも増大するため慎重に取引を行う必要があります。 

 

◎必要証拠金

FX取引でポジションを持つために最低限必要な金額（担保金）のこと。

例えば、レバレッジ25倍の場合、100万円分の取引をするためには、

⇒　100万円 ÷ 25 = 4万円の証拠金が必要となります。

 

◎証拠金維持率

口座に預けている証拠金に対して、現在保有しているポジションの損失を含めた評価額がどの程度の割合を占めているかを示す指標のこと。

【証拠金維持率の計算式】

証拠金維持率（％）＝（有効証拠金 ÷ 必要証拠金）× 100

※有効証拠金：口座残高に含み益や含み損を加味した金額

【証拠金維持率の具体例】

・有効証拠金が10万円

・1ドル150円で1万通貨(1万ドル)保有

・必要証拠金：150円×1万通貨×4％＝6万円

証拠金維持率：（有効証拠金10万円 ÷ 必要証拠金 6万円）× 100 = 166.7%  

 

◎ロスカット

必要証拠金が一定の証拠金維持率を下回った場合に、FX会社が強制的にポジションを決済する仕組みのこと。

投資家の損失が拡大しすぎるのを防ぐための安全装置のような役割もあります。

予期せぬタイミングで強制決済され、損失が確定してしまうこともあるため注意が必要です。

【ロスカットの具体例】

■前提条件

・口座残高：10万円

・レバレッジ：25倍

・取引通貨ペア：米ドル/円

・購入価格：1ドル150円で買い

・購入数量：1万通貨（1万ドル、150万円相当）

・必要証拠金：150万円 ÷ 25 = 6万円

・証拠金維持率：(10万円 ÷ 6万円) × 100 = 約166.7%

・強制ロスカット水準：証拠金維持率が50%以下になった時

■ロスカット例

・1ドル142円になった場合

⇒含み損：(150円 – 142円) × 1万通貨 = 8万円

⇒口座残高（有効証拠金）：10万円 – 8万円 = 2万円

⇒証拠金維持率：(2万円 ÷ 6万円) × 100 = 約33.3%

⇒証拠金維持率が50％を下回ったため強制ロスカット

 

◎スリッページ

注文した価格と実際に約定（取引成立）した価格との間に生じる差のこと。

特に相場が急変動している時や、注文が集中している時に発生しやすくなります。

例えば、米ドル/円の表示価格「Bid(売値):150.000円」の時、買い注文を出したとします。

実際に約定した価格が1ドル150.005円だった場合、0.005円のスリッページが発生したことになります。

基本的なFXの注文方法

◎成行（なりゆき）注文

価格を指定せずに、その時点での最良価格で即座に売買を行う注文方法。

メリットは必ず注文が成立する（約定する）ことです。

デメリットは注文時に表示されていた価格と実際に約定する価格が異なる場合があることです。

いわゆるスリッページが発生しやすく、不利な価格で約定する場合があります。

 

◎指値（さしね）注文

売買したい価格を指定して注文する方法。

メリットは、希望する価格で必ず約定することです。

現在の価格より有利な価格を指定して発注する方法です。

【指値注文の具体例】

・現在の米ドル/円のレートが1ドル＝110円とする

⇒将来的に105円まで下がったら買いたいと考える

⇒105円で指値買い注文を設定

⇒レートが105円に達したときに自動的に買い注文が成立

 

◎逆指値（ぎゃくさしね）注文

現在の価格より不利な価格を指定して発注する方法。

損失を確定させる「損切り」によく利用される方法です。

【逆指値注文の具体例】

・米ドル/円の買いポジションを1ドル＝110円で保有しているとする

⇒相場の下落に備え、1ドル＝108円に売りの逆指値注文(損切り注文)を設定

⇒価格が108円に達した時点で自動的に売り注文が発動され損切り注文成立

基本的な取引スタイル

◎スキャルピング

数秒から数分といった非常に短い時間で取引を繰り返すスタイルのこと。

小さな利益をコツコツと積み重ねていくことを目指す取引スタイルです。

・メリット：小さな値動きでも利益を狙える。ポジションを長時間保有しないため、リスクを抑えやすい。

・デメリット：取引回数が多いため、手数料（スプレッド）が積み重なりやすい。

 

◎デイトレード

1日のうちに取引を完結させるスタイルのこと。

数十分から数時間程度の比較的短い時間軸で利益を確定させる取引スタイルです。

・メリット：ポジションを翌日に持ち越さないため、夜間の急な相場変動のリスクを回避できる

・デメリット：日中の限られた時間で取引を行う必要があるため、時間に制約がある

 

◎スイングトレード

数日から数週間程度ポジションを保有し、相場の大きな流れに乗って利益を狙う取引スタイルのこと。

日々の細かい値動きに一喜一憂せず、中長期的な視点で相場を分析する取引スタイルです。

・メリット：デイトレードやスキャルピングに比べて取引回数が少なく、時間に余裕を持って取引できる。大きなトレンドに乗ることができれば、一度の取引で大きな利益を狙うことも可能。

・デメリット：ポジションを翌日に持ち越すためストレスが大きい。

 

◎ポジショントレード

数ヶ月、場合によっては数年といった長期間ポジションを保有する取引スタイルのこと。

短期的な値動きに惑わされず、長期的な経済動向や政策などを考慮して取引を行うスタイルです。

・メリット：一度の取引で大きな利益を狙えることや、時間に余裕を持って取引できること。

・デメリット：含み損を抱える期間が長くなる場合があること。

FXの勉強に必要な時間の目安

FXはどれほど知識や経験を積み重ねても、常に利益を上げられる保証はなく「1000時間学べば絶対に損失を出さない」というような確証はありません。

しかし、学習を深めるほど無駄な損失を回避し、トータルで利益を出せる可能性は高まります。

また、実際の取引を振り返ることで、新たな発見や学びが得られます。

実践と並行して、継続的に学習していきましょう。

FXの勉強に役立つサイト

FXの勉強に役立つサイトは以下の3つです。

◎ザイFX！

投資雑誌「ダイヤモンドZAi」が運営するサイトです。

初心者向けの基礎知識から最新の為替ニュースまで幅広く提供しています。

◎みんかぶFX

最新の為替マーケット情報を高頻度で更新しています。

相場の変動要因や今後の注目ポイントなどを詳しく解説しています。

◎FXトレーディングカレッジ

初心者から中級者向けに、無料で高品質な動画教材を提供しています。

実践的なトレード手法を学ぶことができます。

さいごに

FXで安定した利益を出すには、正しい知識に基づいた学習が不可欠です。

まずは基礎用語や注文方法、取引スタイルを理解することから始めましょう。

次にデモトレードで練習した後、少額からリアルトレードへ挑戦します。

取引後は必ず振り返りを行い、日々の情報収集も怠らないようにしてください。

FXの勉強に終わりはありません。

実践と並行して継続的に学習し、常に知識をアップデートしていくことが重要です。