「ひなたん」の愛称で親しまれ、Mリーグ・渋谷ABEMASで活躍する日向藍子(ひなた あいこ)プロ。
その太陽のような笑顔と、キャッチフレーズ「スマイルシンデレラ」が示す通り、多くの麻雀ファンを魅了し続けています。
しかし、その華やかなキャリアの裏には、今ではご自身が「黒歴史」と語る過去や、人気者ならではの様々な騒動があったことをご存知でしょうか?
この記事では、そんな日向藍子プロの魅力を深掘りすべく、彼女の輝かしい経歴から、ファンなら誰もが気になる水着グラビアの真相、そして時折話題になる「炎上」騒動の真実まで、まとめてみました!
「最近ひなたんのファンになった!」という方も、「昔からのファンだけど、あの件ってどうだったんだっけ?」という方も、ぜひ最後までお付き合いください。
この記事を読めば、日向プロのことをもっと好きになること間違いなしですよ!
目次
日向藍子プロのプロフィールと経歴
本題に入る前に、まずは日向藍子プロの基本的なプロフィールと、その輝かしい経歴を振り返ってみましょう。
彼女がなぜこれほどまでに愛されるのか、その原点がここにあります。
項目 | 内容 |
名前 | 日向 藍子(ひなた あいこ) |
愛称 | ひなたん |
生年月日 | 1988年9月24日 |
出身地 | 東京都 |
血液型 | O型 |
所属団体 | 最高位戦日本プロ麻雀協会 |
Mリーグ所属 | 渋谷ABEMAS(2019-) |
キャッチフレーズ | スマイルシンデレラ |
麻雀との出会いからプロへ
日向プロが麻雀と出会ったのは、なんと声優を目指して通っていた専門学校時代。
友人に誘われたのがきっかけだったそうです。
最初は役もわからない状態だったそうですが、そこからのめり込み、その魅力にどっぷりとハマっていきました。
そして、その情熱は彼女をプロの道へと導きます。
2011年、最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストに合格し、第36期前期生としてプロ雀士のキャリアをスタートさせました。
当時はまだ女流雀士の知名度も今ほど高くはなかった時代。
その中で、彼女は持ち前の明るさとコミュニケーション能力を武器に、麻雀店での勤務やイベント出演などを通じて、着実にファンを増やしていきました。
「ママは強いんだぞ!」Mリーグで涙の初優勝
日向プロのキャリアを語る上で欠かせないのが、競技麻雀のプロリーグ「Mリーグ」での活躍です。
2019年、ドラフト会議で渋谷ABEMASから指名を受け、Mリーガーの仲間入りを果たします。
当初は「なぜ日向が?」といった厳しい声も一部であったと聞きます。
しかし、彼女はプレッシャーをはねのけ、持ち前の粘り強い守備と、ここ一番での勝負強さでチームに貢献。
特に、2022-23シーズンでのチーム初優勝は、多くのファンの記憶に新しいのではないでしょうか。
優勝インタビューで見せた涙と、「ママは強いんだぞ!って、ずっと言いたくて…」という言葉は、仕事と育児を両立させながら戦い抜いた彼女の努力の結晶であり、日本中のファン、そして同じように頑張るお母さんたちに大きな感動と勇気を与えました。
まさに、努力で夢を掴んだ「スマイルシンデレラ」。
彼女のひたむきな姿こそが、最大の魅力なのかもしれませんね。
【真相】日向藍子の水着グラビアは「黒歴史」?
さて、ここからは少しドキッとするテーマに切り込んでいきましょう。
実は、今やMリーガーとして絶大な人気を誇る日向プロに、水着グラビアの経験があるのです。
「え、あのひなたんが!?」と驚く方も多いかもしれません。
現在では本人が「黒歴史」として語ることも多いこのグラビア、一体どのようなものだったのでしょうか?
『週刊アサヒ芸能』での一度きりの挑戦
日向プロが水着姿を披露したのは、2015年6月18日号の『週刊アサヒ芸能』でした。
これは「セクシーすぎる女流雀士」と題された特別企画で、日向プロを含む4名の人気女流雀士が、4ページにわたってビキニ姿を披露するというもの。
当時26歳だった日向プロは、まぶしい白いビキニを着用していたそうです。
一緒に掲載されたメンバーも豪華で、
- 東城りおプロ(日本プロ麻雀連盟)
- 七瀬真実プロ(日本プロ麻雀連盟)
- 樋口清香プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)
という、いずれも当時から人気の高い方々でした。
今でこそMリーグの普及で麻雀プロのメディア露出は当たり前になりましたが、2015年当時は、麻雀界を盛り上げるために様々な試行錯誤がされていた時代です。
この企画も、麻雀というゲームの面白さを、普段雑誌を手に取らない層にまで届けたい、という業界全体の熱意の表れだったのかもしれませんね。
当時の日向プロのブログを見ると、「白白白水着~♪ 樋口プロと☆」と、撮影を楽しんでいるかのようなオフショットも投稿されており、決して嫌々やっていたわけではなさそうです。
※水着姿も掲載されていますね。
なぜ「黒歴史」なのか?本人の心境を考察
では、なぜ本人はこのグラビアを「黒歴史」と語るのでしょうか?
ABEMAの麻雀番組などで、共演者の多井隆晴プロあたりからこの話題をイジられると、顔を真っ赤にして「やめてください!」「もうやりません!」と全力で恥ずかしがるのがお決まりのパターンになっています(笑)。
その姿もまた可愛らしいのですが、ファンとしてはその心境が気になりますよね。
ここからは筆者の推測になりますが、いくつかの理由が考えられます。
- 「競技者」としてのプライド
最も大きな理由は、「プロ雀士として、麻雀の実力で評価されたい」という強いプライドがあるからではないでしょうか。特にMリーガーとなり、競技麻雀のトッププロとして注目されるようになった今、過去のグラビア活動がクローズアップされることに、少し気恥ずかしさを感じているのかもしれません。これは、アスリートが昔のバラエティ番組出演を恥ずかしがる感覚に近いかもしれませんね。 - 単純な「若気の至り」的な恥ずかしさ
誰にでも、若い頃のアルバムを見て「うわー!」と声を上げてしまうような経験、ありますよね?26歳の頃の自分と、結婚・出産を経て母となった現在の自分とでは、価値観や心境も変化しているはず。当時、麻雀界を盛り上げるために一肌脱いだ挑戦が、今となっては「ちょっと張り切りすぎちゃったかな…」という、甘酸っぱい思い出になっているのではないでしょうか。 - 「母親」としての視点
お子さんも大きくなり、物心がつく年齢になってきました。将来、お子さんが自分の過去のグラビアを見つけた時のことを想像して、ちょっと照れくさい気持ちがあるのかもしれません。「ママ、これ何?」なんて聞かれたら、どう説明するか…想像するだけで微笑ましいですが、本人としては複雑な心境なのかもしれませんね。
いずれにせよ、このグラビア経験が、日向プロにとって「消し去りたい過去」というよりは、「今となってはちょっと恥ずかしい、愛すべき思い出」といったニュアンスの「黒歴史」なのではないかと、筆者は感じています。
今後のグラビア活動は?
「もうグラビアはやりません!」と2018年にはっきりと宣言している日向プロ。
ファンとしては、そのプロフェッショナルな姿勢を尊重したいところです。
ただ、少しだけ期待させる情報も。
2025年発売予定の「M.LEAGUE in The USA」の新しいトレーディングカードで、公式Xが「一部選手の水着姿も!?」と予告しているのです。
もちろん、これが誰を指すのかは全くの不明ですし、日向プロが対象である可能性は低いかもしれません。
しかし、ファンとしては「もしかしたら…?」と、ほんの少しだけ夢を見てしまいますよね。
とはいえ、水着姿でなくとも、彼女の魅力は全く色褪せません。
卓上で見せる真剣な眼差し、勝利した時の太陽のような笑顔、そしてファンへの優しい心遣い。
それこそが、私たちが愛する日向藍子プロの姿です。
過去のグラビアは素敵なスパイスとして心に留めつつ、これからも「競技者・日向藍子」を全力で応援していきます!
日向藍子の「炎上」騒動の真実とは?
さて、次に扱うのは「炎上」という、少しセンシティブなテーマです。
人気者には常に賞賛と批判がつきまとうもの。
日向プロもその例外ではありません。
しかし、ネットで「炎上」と騒がれる事象を一つ一つ丁寧に見ていくと、そのほとんどが彼女自身に非があるものではなく、人気ゆえの過剰な注目や、周りの状況に巻き込まれたものであることがわかります。
ここでは、代表的な3つの騒動について、ファン目線でその真相を解説していきます。
①【戦術論争】「1p切り」騒動の真相
これは「炎上」というより、「高度な戦術論争」と呼ぶべき事案です。
- いつ?:2020年6月16日 Mリーグ・ファイナルシリーズ
- どんな場面?:オーラス(最終局)、日向プロは親番でトップ目。誰もが固唾をのんで見守る、優勝を左右する重要な局面でした。
- 何があった?:その5巡目、日向プロは手牌から「1p(イーピン)」を切りました。
この「1p切り」という選択が、一部の麻雀ファンから「ありえない」「セオリーから外れている」といった批判を浴び、SNSで議論が白熱したのです。
麻雀のセオリーでは、トップ目の親番オーラスは、とにかく安全に、相手に放銃(振り込むこと)しないように立ち回るのが定石とされています。
批判の多くは、「もっと安全な牌があったはずだ」「なぜわざわざ危険になりうる1pを切ったのか」という趣旨のものでした。
しかし、これは本当に「悪手」だったのでしょうか?
筆者はそうは思いません。
むしろ、日向プロの深い読みと、守備を意識した上での最善手探しの結果だと考えています。
彼女は、ただ闇雲に安全牌を切るだけでなく、相手の手の進行を読み、全体の状況を把握した上で、あの時点では「1pが比較的安全である」と判断したのです。
これは、プロ野球でピッチャーが絶体絶命の場面で、誰もが予想しない球種を選択するのに似ています。
結果論で見れば「なぜフォークを投げないんだ」と言うのは簡単ですが、そこにはバッターの狙いや試合の流れを読んだ、プロならではの高度な駆け引きが存在します。
この一件は、日向プロが不注意でミスを犯したのではなく、トッププロ同士のハイレベルな読み合いの中で生まれた一手でした。
Mリーグがいかに真剣勝負の場であるかを物語る、象徴的なシーンだったと言えるでしょう。
②【巻き込まれ型】「ハギーディス」騒動の経緯
次にご紹介するのは、日向プロが完全に「巻き込まれてしまった」と言える騒動です。
- いつ?:2020年12月頃
- どこで?:多井隆晴プロのYouTube配信での出来事
- 何があった?:配信中、視聴者から「(TEAM RAIDEN/雷電の)萩原さんはどうやったら勝てますか?」というコメントが寄せられました。日向プロは、配信を盛り上げるためにそのコメントを読み上げたのです。
問題となったのはその後。
そのコメントに対し、同席していた多井プロが萩原聖人プロの打ち筋について、やや厳しいとも取れる持論を展開しました。
これに、同じく同席していた白鳥翔プロが「そういうコメントは拾わなくていい」と、日向プロの行動を優しく諌める場面があったのです。
この一連の流れが切り取られ、「日向プロが萩原プロをディスるきっかけを作った」として、一部で批判的な声が上がりました。
しかし、冷静に考えてみてください。
日向プロの行動は、あくまで「視聴者からのコメントを読み上げた」だけです。
生配信において、コメントを拾って場を盛り上げるのはごく自然な行為であり、彼女に悪意がなかったことは火を見るより明らかです。
むしろ、難しいコメントに対しても真摯に向き合おうとした結果、意図せず議論を呼んでしまった…というのが実情でしょう。
これは、生放送の司会者が視聴者からのきわどい質問を紹介した結果、パネラーが過激な発言をしてしまう構図と似ています。
司会者を責めるのは、少し酷だと思いませんか?
この件は、日向プロの人柄を知るファンからすれば「ひなたんがそんなことするわけない!」とすぐにわかる事案であり、彼女の責任を問う声はごく少数でした。
③【とんだとばっちり】 岡田紗佳プロ失言騒動
この騒動に至っては、日向プロは100%被害者、完全な「とばっちり」と言えます。
- いつ?:2024年1月24日
- どこで?:KADOKAWAサクラナイツのYouTube控室配信中
- 何があった?:試合後、公式インタビュアーの伊藤友里さんが、渋谷ABEMASの控室にいる日向プロにインタビューをしていました。その様子を見ていたサクラナイツの控室で、岡田紗佳プロが伊藤リポーターに対して不適切な発言をしてしまったのです。
この岡田プロの発言が大きな批判を呼び、後に岡田プロ本人がX(旧Twitter)や再度の生配信で謝罪する事態に発展しました。
見ての通り、「別室で、何も知らずにインタビューを受けていただけ」です。
騒動が起きていることすら、その場では認識していなかったでしょう。
それにもかかわらず、「日向藍子」の名前が関連ワードとして浮上してしまいました。
これは、交通事故の現場にたまたま居合わせただけで、事故の当事者として名前が報道されてしまうようなものです。
彼女には何の落ち度もありません。
この3つの「炎上」騒動を見てわかるのは、日向プロが誰かを意図的に傷つけたり、問題を起こしたりしたことは一度もない、ということです。
彼女の誠実な人柄を考えれば、当然のことと言えるでしょう。
誹謗中傷に対する日向藍子のスタンスと人柄
ネットでの心ない声に対して、日向プロ自身はどう考えているのでしょうか。
2020年、彼女は自身のX(旧Twitter)で、ネット上の誹謗中傷について、はっきりと自身のスタンスを示しています。
要約すると、「言葉は時として刃物になる。人を傷つけるような言葉を使うのはやめてほしい」という、非常に真摯で、優しさに満ちたメッセージでした。
これは、特定の炎上騒動に対する直接の反応ではありません。
しかし、彼女が普段から、言葉の重みを理解し、ファンや仲間を大切に思っていることの何よりの証拠です。
批判や議論は、競技を発展させる上で必要な要素かもしれません。
しかし、それが個人への中傷や侮辱になってはいけない。
日向プロのこの投稿は、私たちファンにとっても、改めてネットとの向き合い方を考えさせられる、大切なメッセージではないでしょうか。
まとめ
今回は、日向藍子プロの経歴から、ちょっぴり恥ずかしい(?)水着グラビアの過去、そして人気者ゆえの炎上騒動の真相まで、詳しく見てきました。
- 経歴:声優志望からプロ雀士へ。努力を重ねてMリーガーとなり、ママとしてチームを優勝に導いた「スマイルシンデレラ」。
- 水着:2015年に一度だけ挑戦したグラビア。本人は「黒歴史」と恥ずかしがるが、麻雀界を盛り上げようとした熱意の表れであり、今となっては微笑ましいエピソード。
- 炎上:騒動のほとんどは、高度な戦術論争や、周囲の状況に巻き込まれたもの。彼女自身に非はなく、むしろ誠実な人柄が浮き彫りになった。
これらのエピソードを知ることで、私たちは日向藍子という一人のプロ雀士の、人間的な深みや魅力をより一層感じることができます。
過去の挑戦を愛すべき「黒歴史」として笑い飛ばし、理不尽な批判にも真摯に向き合い、そして何より、麻雀とファンへの愛を胸に卓に向かう。
その全てが、彼女を太陽のように輝かせているのです。
これからも、私たちは日向藍子プロの「スマイル」と、「ママは強いんだぞ!」という力強い戦いぶりを、全力で応援し続けたいですね。
頑張れ、ひなたん!