K-1のカリスマ、卜部弘嵩選手。
弟・功也選手との伝説の兄弟対決、そして衝撃的なKO劇で王座を掴んだ姿に、心を揺さぶられたファンは多いはずです。
そんな彼が2022年に引退し、表舞台から姿を消した今、「卜部選手は現在、何をしているの?」という声が後を絶ちません。
輝かしい戦績の裏にあった引退の真相とは?
そして、一部で囁かれた噂の真偽は…?
実は今、彼はリングとは全く違う“戦場”で、奮闘していたのです。
この記事では、彼の輝かしい経歴から引退の背景、現在の仕事など、ファンが知りたい「卜部弘嵩の現在」に迫ります!
卜部弘嵩の現在の職業とは?
格闘技とは無関係!?まさかの転職先
「格闘家のセカンドキャリアに物流を!」元K-1王者・卜部弘嵩 社長として味わった挫折と闘い続ける意志https://t.co/5cyWdS3SEM
— 集英社オンライン (@shueisha_online) June 8, 2025
引退後の卜部弘嵩選手は、まるでリングの次にまったく異なる土俵を選んだかのようです。
現在は 物流業界 に身を投じ、自ら マルト便運輸倉庫株式会社を立ち上げて経営者となっています 。
「スピードと敏捷性はビジネスでも勝負できる武器になる」と、格闘時代に培った価値観をそのまま新しいフィールドにも持ち込んでいるんですね。
実業家としての一面とそのビジネス内容
代表取締役としての現在の顔は、ただ物流をこなす社長ではありません。
従来のルールに縛られない柔軟なサービス提供が目標で、「Speed, Service, Security」の3S理念を掲げ、顧客ファーストの運営を行っています 。
さらに、一般貨物運送事業への参入や配送網の拡大など、“物流業界で勝負できる規模”を目指して意欲的に動いています。
本人は「トラックにも乗りたくて乗りたくて」と語っており、自ら現場にも顔を出す実務タイプの社長です。
本人が語った“新しい夢”とは
巻き舌で相手を仕留めた鋭い膝蹴りではなく、物流の現場でスムーズに荷物を届ける姿――本人が語る「第二の戦場」は、
じつは “人と人をつなぐインフラ” を創ることかもしれません。
過去のインタビューでは、「目先ではなく5年後10年後を見据えたスケール感で取り組みたい」「売上を倍々ゲームのように伸ばしたい」といった長期的な視野も語られています。
また、以前SNS炎上を経験したドン底を乗り越えて今に至っており、
その経験こそが今の事業運営の原動力になっていると自ら振り返っています 。
辛い時期を経験したからこそ出てくる熱量と覚悟が感じられますね。
現在の卜部弘嵩選手は、 元K‑1世界王者という肩書 を封印しつつも、
物流業界のCEO兼現場主義者として奔走中です。
自身の戦闘スタイルをそのままビジネスの信条とし、顧客第一のサービス提供、長期スケールでの成長ビジョン、そして現場への情熱。
まさに「リングからオフィスへ」という異色の転身ですが、根幹にある“挑戦する姿勢”は変わっていません。
ファンから見れば、「第二の人生でも本気で勝負している姿」がとても頼もしく、まさに応援したくなる展開です。
卜部弘嵩の経歴
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K‑1での華々しい経歴
卜部弘嵩選手は、1989年5月13日生まれ、東京都もしくは千葉(出身地情報に若干の差異あり)で育った元K‑1ファイターです。
プロデビューは2007年、18歳という若さで全日本キックボクシング連盟の興行に登場しました。
アマチュア時代から最年少優勝などの実績もあり、ファイトスタイルは芦原流空手をベースにした鋭い打撃が持ち味。
身長169cm、体重60kg級のスーパーフェザー級で、スピードとテクニックを武器に戦いました 。
Krushでは初代および第4代Krush‑60kg(現在のスーパーフェザー級)王者に輝き、防衛も含めて輝かしい戦績を残しています。
その後、K‑1に舞台を移し、2015年11月にK‑1 WORLD GPスーパーフェザー級王座を獲得。
特に印象的だったのが、実弟・功也との兄弟対決を右飛びヒザ蹴りでKOし、王座を奪取した試合です。
ファンにとっては、感動と驚きが重なった瞬間だったでしょう。
卜部功也との兄弟ファイターとしての活躍
弘嵩選手は実弟・卜部功也選手とともに「卜部兄弟」として格闘技界で大きな注目を集めました。
まさに兄弟でタイトルを争うというドラマは、ファン心理に刺さります。
2015年のK‑1世界大会決勝では、弘嵩が弟に判定で敗れて準優勝、同年11月には、別トーナメントで弟にKO勝ちを収めて兄としての存在感を示すなど、
互いに競い合う関係性が、逆にお互いの力を引き出していました。
兄弟関係から生まれる相乗効果、それに加えてお互いの試合スタイルの違い(弟はパワー、兄はスピードと蹴り技)が、観客を虜にした感があります。
引退時期とその背景
弘嵩選手は、2022年7月27日、都内でのK‑1記者会見にて、15年間・約60戦の現役生活に一区切りをつける決断を発表しました。
引退理由については、「自分の中で満足できた」「後輩たちに譲る時期が来た」との言葉が印象的でした 。
正式な引退セレモニーは、同年9月11日に横浜アリーナで開催された『K‑1 WORLD GP 2022 JAPAN ~よこはまつり~』内で行われ、
多くの仲間やファンに見守られながら、感無量の10カウントを迎えました 。
リング上では、所属ジム仲間の武尊選手や弟・功也選手が花束を渡し、
弘嵩選手は「格闘技に恩返ししたい」という思いを語っていました。
特に直近では4連敗を経験していたこともあり、試合結果からの区切りと、自身のタイミングで引退を選んだ潔さがファンに響いたようです。
卜部弘嵩選手は、若さあふれるプロデビューからKrush世界王者、そしてK‑1世界王座を獲得するまでの進化の軌跡に加え、
兄弟とのドラマ性、そして静かに引退を選んだ成熟した決断が印象的です。
ファンとしては、「強さ」だけでなく「人としての成長も見せてくれた」そんな選手でした。
突然表舞台から消えた理由とは?
華々しいK‑1王座を手にし、観客に鮮烈な印象を与えてきた卜部弘嵩選手が、
2022年7月に引退会見を開くと、メディアやリングから突如姿を消しました。
多くのファンが「急にいなくなった…!」と驚いたものです。
本人は引退記者会見で「満足した」「世代交代のタイミングが来た」と理由を語っており、
試合成績の落ち(直近の連敗含む)も影響したようです 。
見た目の“衝撃”と裏腹に、本人は静かで爽やかな決断だったのだなと、ファンとしては人間らしさに共感しました。
ネット上で囁かれる“噂”の正体
一部で流れた根も葉もない噂もあります。
例えば、離婚危機が一時伝えられたことや、SNS更新頻度が落ちてブランクができたことで「何しているの?」という好奇心が膨らんだ事情も。
ただし、噂に根強かった離婚話はその後特に影響を及ぼしていないようで、
高橋ユウさんとの良好な関係や家族仲はむしろ安定しているとも伝えられています。
こうした“疑惑めいた話”は結局、事実よりも注目度を高めてしまった感もありますが、
ファン目線で見れば「勝ち続ける選手より、人生選択を正しくできる人」の方がむしろ憧れです。
メディアに出なくなった本当の理由
メディア露出が減った原因には、本人の意図もありました。
引退後は物流業界に全力投球し、倉庫会社「マルト便運輸倉庫」の代表取締役として、
そのビジネスに集中するため、SNSやメディア露出を一旦抑えていたのです 。
彼自身が「格闘技は自己責任。会社は従業員も家族もある。」
「プレッシャー桁違いだけど燃える」 と語るように、格闘技で培った“戦う姿勢”を全く別のフィールドで研ぎ澄ましています 。
しかし、冷静に見れば――格闘技界から物流業へ、父の跡を継いだ覚悟と挑戦。
ファンとしては、それこそ「ヤバい人間力」だと感心する部分です。
SNSで見る卜部弘嵩の今
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インスタグラムでの最新投稿とライフスタイル
卜部弘嵩さんは現在、Instagramを通じてプライベートな日常を丁寧に発信されています。
アカウント名「@hirotakaurabe」には2.6万人を超すフォロワーがついており、
36歳・物流会社経営者・人材派遣会社経営者・格闘技解説者・元格闘家という多面性を語るプロフィール表記になっています。
最近投稿された写真では、子どもたちの夏休みの様子や、仕事の合間に家族との時間を大切にする姿が見られ、
育児パパとしての日常が垣間見えます。
「My kids started summer school two days ago.」という英語キャプションもあり、
国際的な視野や前向きな家庭生活の描写に、ファンからも共感の声が多く寄せられています。
まさに“リアルな日常”を共有してくれるインスタで、ファンはリング外のヒューマンな一面に触れられるのが嬉しいですね。
SNS配信での近況報告
公式YouTubeチャンネル「Hirotaka Urabe」では、リング後のスローライフや旅、格闘技関連の解説動画などが公開されています。
具体的には、屋久島旅行のVlogや、異種格闘技コラボ(例:「K‑1世界王者VS伝統派空手」や柔道選手とのスパーリングといった内容)が投稿されています。
引退した今でもその迫力あるファイト歴をファンが振り返るための貴重なコンテンツです。
これらは単なる懐古ではなく、「今だから語れる視点」での格闘技解説や人生観も含まれ、ファンとの対話型コンテンツとしても機能しています。
ファンとの交流と今後の活動予告
InstagramやYouTubeのコメント欄には、ファンからの温かいメッセージが溢れています。
例えば、
「子どもたちの投稿、癒されます!」
「解説わかりやすい!また出て欲しいです」
といった声が多く、まさに“応援したい”という共感と敬意が伝わってきます。
また、Xでは時折「次は〇〇企画をやります!」という予告が入ることもあり、
完全に引退したわけではなく、むしろ“ファンとの関係を大切に続けていきたい”という姿勢が見え隠れします。
SNSを通じて現在の卜部弘嵩さんは、家族との穏やかな日常と格闘技への愛情を込めた解説配信をバランスよく発信しています。
リアルなライフスタイルの発信にファンは共感し、「ライブ感」と「安心感」が共存する場になっている印象です。
まるで昔試合を見ていた頃の“距離感”と、今だから楽しめる“等身大の人間味”を両立していて、
ファンの心はしっかり掴まれているようです。
家族やプライベートの変化
結婚・子どもについての情報
卜部弘嵩さんは、モデル・女優としても人気の高橋ユウさんと2018年10月に結婚されています。
2018年7月にはテレビ番組で公開プロポーズというロマンチックな展開もありました。
その後、2019年9月22日に第一子(男の子)を、続いて2022年6月28日に第二子(やはり男の子)を授かっています。
高橋ユウさんのSNSやインスタグラムには、家族3人で出かけた時の写真や、子育ての様子がしばしば投稿されています。
「母子ともに健康」「命は奇跡」といった喜びあふれる言葉とともに、家族のほっこりエピソードも感じられます。
ファンの立場で見ると、プロポーズ→結婚→子供誕生という流れ、誰でも胸がキュンとくる“幸せセット”ですよね。
格闘家としての強さとは違った、「家庭というリング」での日常も、ファンには嬉しいニュースです。
弟・功也との現在の関係性
弘嵩さんの実弟である功也さんとは、現役時代から兄弟として切磋琢磨してきた関係です。
功也さんは2015年に兄を決勝で破りK‑1王座を奪取、兄弟対決は格闘技ファンには語り草ですね。
現在、弘嵩さんは2022年9月に引退セレモニーを行い、功也さんも2024年9月をもって兄弟後援会が解散したといわれています。
今では功也さんが経営するジム「ALONZA FITNESS & KICKBOXING」が兄の練習拠点になり、
弟が兄を支える“兄弟サポート”体制が続いています。
このあたり、まるで兄弟漫才か?というくらい息ぴったり。
功也さんがジム運営をしながら兄の活動を後押しする姿勢には、微笑ましくも頼もしさを感じます。
格闘家仲間との絆は続いているのか?
現役引退後も、弘嵩さんが格闘技仲間との付き合いを完全に断ち切っている様子はありません。
特に練習拠点が弟のジムであることから、ジム内でのスパーリングや情報交換も継続されていると推察されます。
さらに、引退セレモニーにはK‑1仲間やライバルたちも多数参加しており、ファンとの共演や交流も続いている印象です。
ですので、「完全引退=孤立」ではなく、むしろ“格闘家ネットワーク”をそのままソーシャルリングとして残しているような感覚。
こうしたつながりが、今後の発信活動や実業ビジネスにも活きてきそうな気がしますね。
卜部弘嵩さんのプライベートは、結婚から家庭を育む幸せのスパイラルが続いており、
弟・功也さんとの絆も引退後なお深く、仲間とのつながりも健在。
まさに“第2フェーズの人生”に見どころ満載です。
格闘家としての肉体から、家族や兄弟との絆、そして仲間との関係へ――その変化こそ、ファンとして応援したくなる理由ですね。
ファンの反応と復帰の可能性
ネット上の驚きと応援の声
卜部弘嵩さんの引退発表には、K‑1ファンから多くの驚きと感謝の声がSNSや掲示板で広がりました。
引退セレモニーでは「K‑1ファンの皆さん、そして僕のことを応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」と本人も深く感謝を述べています。
ファンからは「ありがとう弘嵩」「もう一度リングで見たかった…」という温かい声が後を絶ちません。
ファン目線でも、「リングで見られなくなるのは寂しい」という気持ちとともに、
15年間の戦いへの敬意、そして家族や新たな人生へのエールが多数見受けられました。
この反応こそ、彼がK‑1カルチャーに残した“体当たりの爪痕”の厚みが感じ取れますよね。
「もう一度試合が見たい」という声に本人は?
復帰の可能性について、弟である卜部功也さんは引退後の会見で
「もうないです。お腹いっぱいです(笑)」と、
きっぱりとした思いを語っており、兄弟どちらにとっても現役復帰への意思は薄いと見られます。
また弘嵩さん自身も、2022年の引退表明時に「周囲からの反対はなく、納得してくれていると思う」と語っており、
後悔や未練よりも“満足している”という心境が伝わります。
にもかかわらず、ファンからの「ほんとにもう一試合?」という声は今も根強くあります。
そうした期待に対しては、「ありがとう。でも今は第二の人生を自分なりに全力で進めている」というスタンスが資料にも感じられます。
今後の活動・再登場への期待
復帰は難しいとされる一方で、ファンの間では「実業家やビジネスとしての活動から格闘技への関与があるかも」と期待する声もちらほら。
弘嵩さんは引退後に格闘技とは無関係な事業に専念すると語っているものの、
「K‑1は大好き」「生涯武道、ずっと強さを求めて鍛えていきたい」とも述べています。
これらから察するに、リング上ではなくても、例えばジム経営やトレーナー、解説、イベント出演などで“再登場”する可能性には一定の期待が持てます。
引退後の発信や家族とのライフスタイルを通じて、新しいカタチでファンに“会える”かもしれません。
ファンとしては、「もう一度試合を見たい!」という純粋な願いと、「でも彼が今、進んでいる道を応援したい」という思いがせめぎ合っています。
それもまた、彼の存在感の大きさの証ですね。
まとめ
卜部弘嵩さんは、K-1ファイターとして15年間もの間リングに立ち続けたカリスマ的存在。
軽量級のパイオニアとして、観る者の心を打つ華麗な蹴り技とスピード感ある戦いぶりで、K-1の歴史に名を刻んだ人物です。
しかし彼の本当の魅力は、リングを降りた“その後”にもありました。
引退後はメディア露出を控え、家族との時間を大切にしながら、格闘技とは別のステージで新たな夢を追う姿勢が見受けられます。
たとえば、2023年には自身のSNSで「これからは違う形で挑戦していきたい」と語り、実業家としての一歩を踏み出していることを示唆しました。
格闘技の世界で鍛えた“闘う姿勢”は、ジャンルを超えても健在なのです。
それに、彼の柔らかな物腰と家族思いの一面は、現役時代とはまた違った魅力。
まさに「強さ」と「優しさ」を併せ持つ、理想の“第2章”を歩んでいるようにも見えますね。
今後の動向とメディア出演の可能性
現時点では、レギュラー番組など、メディアの第一線に復帰する様子はありません。
しかし、弟・功也さんが運営するジム「ALONZA FITNESS & KICKBOXING」との関わりを通じて、
格闘技界とのつながりを持ち続けている点は見逃せません。
また、ファンイベントやセミナー、トークショーなどへの登場は今後十分にあり得るでしょう。
2022年の引退セレモニーでも、本人は「これからも格闘技が好きという気持ちは変わらない」と明言しており、
形は違えど、格闘技文化を支える存在になっていく可能性は高いです。
さらに、現在もInstagramなどで家族との日常やライフスタイルを投稿しており、ファンとの緩やかなつながりは継続中。
その“静かなる発信力”は、彼がどこかのタイミングで再びスポットライトを浴びる日が来るかもしれない…
そんな期待を自然と抱かせてくれます。
卜部弘嵩さんは、K-1という舞台で頂点を極めた“戦う男”であると同時に、リングを降りた後も変わらず魅力的な“生き方の達人”でもあります。
今後の展開を、静かに、でもワクワクしながら待っているファンは少なくないはずです。
格闘技という枠を越えて、“人間・卜部弘嵩”がどこまで羽ばたいていくのか——
その軌跡に、今こそ注目が集まっています。